およそ2ページにわたる設問となりますが、恐れる事はありません。
ポイントは以下の4つのみです!
①控除後の給与
年収の数字をそのまま素直に、問題の後ろにある「給与所得控除額」に当てはめて計算するだけです。
②満期保険金の課税対象額
支払った契約者=満期受取人であれば
『差益(満期金-保険料)ー50万÷2』
の一時所得の計算をしましょう。
③生命保険料控除
専門までで覚えた所得税控除の総復習です。
合計いくらまでに該当するか判別してください。
『平成23年12月まで』
「一般」「年金」保険料10万超→各5万控除
➡合計10万控除が最大
『平成24年1月以降』
「一般」「年金」「介護」8万超→各4万控除
➡合計12万控除が最大
④扶養控除
特に子供についての特定控除に注意します。
・大学生(19歳~22歳)➡63万控除
・高校生他(16歳~18歳/23歳~)➡38万控除
あとは問題通りに見間違えずに計算するだけです。
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さあ。実際の問題です!
【問題1】所得税の計算について、下記の計算課程で①~⑥に入る正しい数値を語群から選んでください。
<条件>給与所得者A
◎平成28年の年収(賞与を含む):700万円◎養老保険(20年満期/年払)
・払込保険料:360万円
・満期保険金:530万円
・契約者A/被保険者A/満期保険金受取人A◎社会保険料年間:60万円支出
◎平成24年1月以降契約
・終身保険料:年間10万円
・個人年金保険料:年間10万円
・介護医療保険料:年間10万円支出◎扶養家族
妻/長女19歳/長男16歳の3人<語群>
ア.510 イ.321 ウ.120 エ.101 オ.60
カ.32.3 キ.29.07 ク.22.35 ケ.12 コ.2.1
①ア ②オ ③ケ ④イ ⑤ク ⑥コ
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