◎ 保険料控除の算出方法
所得税と住民税について、例題の様に文章の一環でとしてさらっと出題されますが、実は公式を全て暗記しないと解けません。
専門課程で覚えたものに地震保険料が加わります。
◇所得税:旧 (H23/12以前)
年間保険料
~2.5万→保険料全額 控除
2.5超~ 5万 →保険料 ÷2 + 1万2500
5万超~10万→保険料 ÷4 + 2万5000
10万超 →最大5万控除
☆「一般・年金」保険料 合計10万
◇所得税:新 (H24/1以降)
年間保険料
~2万→保険料全額 控除
2万超~4万→保険料 ÷2 + 1万
4万超~8万→保険料 ÷4 + 2万
8万超 →最大4万控除
☆「一般・年金・介護」保険料 合計12万
👉覚え方はすべて同じ!
2-4-8-12の数字を暗記。
最大控除は8万の半分で4万。
プラスとなる部分は最初の2万の半分で1万と最大数4万の半分で2万。
次は
◆住民税:旧 (H23/12以前)
年間保険料
~1.5万→保険料全額 控除
1.5超~4万 →保険料 ÷2 + 7500
4万超~7万 →保険料 ÷4 + 1万7500
7万超 →最大3万5千控除
☆「一般・年金」控除 合計7万
◆住民税:新 (H24/1以降)
年間保険料
~1.2万→保険料全額 控除
2万超~3.2万→保険料 ÷2 + 6千
3.2万超~5.6万→保険料 ÷4 +1.4万
5.6万超 →最大2.8万控除
☆「一般・年金・介護」控除は旧と同じ7万
👉覚え方は所得税と同じ!
数字は並びで1232567と暗記。
最大控除は5.6万の半分で2.8万。
プラスとなる数字は1.2万の半分で6千と
最大数2.8万の半分で1.4万。
たまに出ます
□地震保険の所得税
・地震保険
~5万→保険料全額 控除
5万超~→最大5万控除保険料
・長期損害保険
~1万→保険料全額 控除
1万超~2万→保険料 ÷2 +5000
2万超 →最大1万5千控除
☆「地震・損害」控除 合計5万
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1.平成23年12月契約の『所得税』について
・一般生命保険料払込みが7万5千の場合
保険料控除は38,750円となる。
旧:5~10万の為、75千÷4+25千=43,750
2.平成23年12月契約の『所得税』について
・一般生命保険料払込みが10万
平成24年1月契約の
・介護生命保険料払込みが2万5千の場合
保険料控除合計は7万5千円となる。
旧:5~10万の為、10千÷4+25千=50,000
新:12~32千の為、25千÷2+1万=22,500
=合計72,500
3.平成24年1月契約の『住民税』について
・一般生命保険料払込みが12万の場合
保険料控除は5万6千円となる。
新:5万6千~の為、最大「2万8千」控除
4.地震保険の『所得税』について
・地震保険料払込みが3万5千
平成18年12月契約の
・長期損害保険料払込みが2万の場合
保険料控除は50,000円となる。
地震:そのまま3万5千
損害:2万÷2+5千=1万5千
=合計50,000円控除
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